甲陽ケミカル

top_logo_30th.png特別非営利活動法人 全日本健康自然食品協会

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第5回 甲陽ケミカル株式会社

カニの殻を利用する素材加工メーカー

工場全景最終版.jpg境港工場全景私たちは鳥取県の西端・境港市の自社工場で「境港品質」のキチン・キトサン、グルコサミンなどを製造しています。境港はベニズワイガニの水揚げで日本一ですが、このカニは店頭で販売されるもの、というよりも、缶詰やカニクリームコロッケなどの惣菜に使われるような加工用途のものが主体となっています。私たちはその加工の工程で大量に出るカニの殻を原材料、資源として利用する素材加工メーカーです。


IMG_6621.JPG最新鋭のグルコサミン工場ベニズワイガニの殻を利用した事業に着手したのは約30年前です。それまで私たちは、主に高分子凝集剤(水をきれいにする資材)を販売していたのですが、環境問題が社会問題化する中で、化学物質ではなくバイオマス再生事業の一つとして天然素材を使おうと考え、大量に捨てられていたカニの殻に着目しました。そして、1990(平成2)年からカニの殻を利用した食品用のキトサンの製造をスタートしました。現在の主力製品はグルコサミンです。

↓カニ殻からつくられたばかりのキチン
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↓加工工場から入荷したばかりのカニ殻
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キチン・キトサン、グルコサミンの数少ない国産メーカーとして、安心で安全な製品をお客さまにご提供できるように、製造品質管理の徹底をしています。2005(平成17)年には日本健康食品規格協会(JIHFS)から「健康食品原材料GMP」の認証第一号を取得、さらに昨年の春には「FSSC22000 」も取得しました。これは食品衛生管理やフードディフェンス(安全管理やフードテロへの対策強化)を制度化し運用している製造工場に対していただけるものです。グルコサミンの製造企業で、東アジア地域においてこれらの認証を取得しているのは弊社だけです。私たちは自社の製造品質を「境港品質」として「健康への貢献と環境に優しい企業」を目指して、製造技術と品質の向上と機能性開発のための研究開発を続けています。
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↑「境港品質」を支える品質保証体制

 現在、健康食品の業界では、消費者庁による食品の新しい機能性表示制度がスタートしました。全健協へは新制度に関わりがある企業ということで声をかけていただき、正式には昨年の4月から参加しました。健康食品の認証制度や機能性表示制度などについて情報を収集し、会員の皆さんへの適切な情報発信・共有化に尽力することで、少しでも恩返しができればと考えています。
 食品の基本は安全で安心できることに加え、本物であること、健康にいいことです。これをお客さまに継続してお届けできるようにしたいと考えています。
また、健康食品や自然食品を消費者の生活の中でよりメジャーで、当たり前な存在にしていくため、積極的に情報発信し、ご理解をいただけるよう取り組んでいきたいと思います。